06-14 喫茶店
実は喫茶店ってすごい楽しいところなんじゃないだろうか。
特にチェーン店じゃない個人経営の喫茶店。
何が楽しいってコーヒーが美味しいのはもちろんなんだけど、料理が大体手作りっていうところ。
世代的にチェーン店特有の均一で媚びた感じの味に慣れきっている自分は、たまに気まぐれで入る喫茶店のオムライスなんかに意外と感激したりしてしまう。
大手の飲食店の「間違いない味」も良いけど、手作りの味は常に新鮮だから、その味についてグルメ通の顔してあーだこーだ言うのが楽しい。
50代くらいから上の人たちが若いころに作り上げた「とりあえず喫茶店」みたい文化はすっかり無くなってしまった気がするけども、日常と非日常のハザマのようなあの静かな空間は何とも言えない魅力がある。
今度から旅行にいったら個人経営の店をせめてみよう。「カフェ」じゃなくていかにも「喫茶店」っていう感じのとこ。
そういえば喫茶店といえばなんか「おっさんの居場所」みたいなイメージがあったけど、自分が喫茶店に安らぎを求め始めたっていうのはまぎれもなく自分がおっさんになってきたという事なんですね(遠い目)