ゆとり 11-22
昔、「キレる10代」とかいうのがちょっとした社会現象になって、重大な少年犯罪がたびたび起こっていた。
その頃から子供を追い詰めずにのびのび育てる「ゆとり教育」というものが始まった記憶がある。
算数の計算で円周率がおよそ3でよくなったり課外授業が増えたりした。
そのゆとり教育を受けた子供たちが近年、社会に出たら「ゆとり世代」とか言われてマナーがなっていないとか根性がないとか言われて、ある意味ばかにされている印象を受ける。
それじゃあやっぱりいかんよね。
大人が勝手にゆとりたっぷりに教育しておいて社会にでたらバカにしちゃいかんよ。
いわゆる「ゆとり世代」の感覚をもった若者の理論で社会全体が構築されて初めて「ゆとりある社会」になるんだ。
しがらみや暗黙のマナーに縛られない社会がいつか出来るだろうか。